
側弯症には機能性側弯と構築性側弯(種類は複数)があります。
機能性側弯はあまり問題になりませんので
構築性側弯の中の特発性側弯について書いていきます。
特発性・・・
これは「原因が分からない」という意味の医学的言い回しです。
女子>男子で5倍以上の確率で女子に発症します。
予防法もありませんし、自然治癒もないといわれています。
特殊な原因(神経線維線種など)による側弯を除けば
成長が終了すれば側弯は進行しない。
しかし、高度の側弯症例では成長修了後も
少しづつ進行するとされています。
説明はこれくらいにして私の考えを以下に述べます。
医学的な検証はされていませんのであくまでも個人の考えです。
医学的に原因不明という疾患は多く存在します。
命に係わる疾患からそうでないものまで多種多様です。
医学的に・・・という部分を咀嚼して解釈すると
実験データが存在しないということです。
ある意味当然ですが、医療機関が高度特発性側弯症が
(胸椎ではコブ角50°以上、腰椎ではコブ角40°以上の変形)
手術以外の方法で改善可能かどうか
データをとっているはずがないわけです。
医療機関にとって意味のない行動ですからね!
良くても悪くてもそれが医療の世界です。
たとえば整体やカイロプラクティックではどうなのか?
整体もカイロプラクティックも医療行為ではありませんから
ビックデータ(統計的集積)はありません。
医学的には意味がない・・・とされていても
100%整体ではよくならないとも断定できないはずです。

上の写真は50歳男性です。
腰の痛みが酷く休職中で現在私の施術を受けています。
まだ3回しか施術(週に1回程度)していませんが
初診時に比べ腰痛も大幅に改善し側弯改善もご覧の通りです。
この方がいつから側弯なのかはわかりませんが
おそらく子供のころから側弯症があったのではないかと思います。
整形外科の医師からもそういわれたそうです。
それが時間経過とともに少しずつ進行して
痛みが酷くなって初めて本人や家族(奥様)が側弯に
気が付いたのではないかと思われます。
だとすれば
この男性も特発性側弯症がベースになっている可能性があります。
最初の2回は痛みを楽にするための施術をおこないました。
側弯改善のためのアプローチはおこなっていません。
3回目に始めて側弯改善に意識を向けて施術をおこないました。
長い時間をかけて進行?した側弯でも上記の結果が得られました。
医学的に原因不明でも、よくなる可能性は当然あるわけです。
先日県外にお住いの男性から電話で相談をうけました。
聞くと娘さん(現在12歳)が
2年前から腰部の脊柱側弯(特発性)で色々な方法で
治療しているが側弯が進行しているとのことでした。
現在はコブ角50°の側弯だそうです。
腰部の側弯は40°以上で高度側弯ですので
明らかに高度側弯です。
病院からは手術を薦められているけど
手術はできるだけ回避したい。
そういう思いからの相談でした。
当然の親心です。
手術は命がけですからね。
生きて手術室を出られる保証はどこにもありません。
手術の合併症も恐ろしいものがたくさんあります。
まれに失明することもあります。
12歳の子供の施術でカイロプラクティックに
週1回で20回通われたそうです。
全く効果がなかったそうで
半ば諦めかけていましたが藁にもすがる思いで
医科学整体コンプリートでよくなる可能性があれば・・・
と思ったようです。
よくそのようなご相談をうけますが
「必ずよくなりますよ」というような無責任な発言はできません。
よくなる可能性はありますが
実際は見て・触って・時間をかけて施術してみないと
結果がみえてきません。
人の身体は100人いれば100通りです。
諦めれば100%よくなることは無いので
諦めないことがまずは大切なのではないでしょうか!
非侵襲的(無害)なアプローチを全てやりつくして
それでもダメな場合に手術を検討してもいいのではないかと思います。
もちろん手術に適した時期という問題もありますので
ズルズルと手をこまねいて時間経過するのが最もよくないと思います。
僅かでも可能性があるのならば
あらゆる可能性にチャレンジしてみる。
子供の側弯症は親が行動するしかありません。
ダメ元かもしれないけど・・・と思っても何らかの行動をおこす!
全てはチャレンジしてみないと結果はわかりません。
お金と時間をかけてもよい結果が必ずついてくるとは限りませんが
行動しなければ現状はなにも変わりません!
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